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上野誠の万葉歌ごよみ
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歌ごよみ!
上野誠コラム
上野誠の万葉歌ごよみ
毎週土曜日 朝 5:30〜5:45

上野誠(國學院大學 教授)
上田悦子(MBSアナウンサー)
★上田悦子アナウンサーブログ
utagoyomi@mbs1179.com
上野先生に聞いてみたい事、番組の感想など何でもお寄せください。
〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」

【2021年4月10日 放送分】
【2021年4月3日 放送分】
【2021年3月27日 放送分】
【2021年3月20日 放送分】
【2021年3月13日 放送分】
【2021年3月6日 放送分】
【2021年2月27日 放送分】
【2021年2月20日 放送分】
【2021年2月13日 放送分】
【2021年2月6日 放送分】
上野誠の万葉歌ごよみ-上野誠コラム
【2021年2月27日 放送分】
2021年2月27日
【巻】…7・1126

【歌】…年月もいまだ経なくに 明日香川瀬瀬ゆ渡しし石橋(いははし)も無し

【訳】…年月もまだそんなに経ていないのに、明日香川の瀬と瀬を渡した踏み石も今はもうない

【解】…ラジオウォーク特集の第二弾。舞台となる明日香の歌です。瀬は浅瀬を表し、石橋は架橋ではなく踏み石のことを指します。当時の明日香の人々は、明日香川の橋が架かっていない場所では、浅瀬に顔を出している石を踏み台にして対岸まで渡っていました。作者も、そんな日常を送っていたのでしょうが、ある日、踏み石があるはずの場所に、石がないことに気づきます。しかも、そんなに年月が経っていないのに・・。川が増水して流れてしまったのか、その原因は分かりませんが、あるはずのものが無いということに、無常を感じてこの歌を作ったのではないでしょうか。「故郷を思ふ」とタイトルがついた歌2首のうちの1首ですから、平城遷都後に、かつて都だった時の明日香を偲んだのかもしれません。