村瀬哲史とKRIC!不動産の時間

不動産予備校

2024.2.26放送

今回の「不動産予備校」は「京都の都市計画と不動産事情」というテーマでKRIC解説員の"ほりさん"に話を聞きました。京都市内は独自の建築制限があり、高層マンションが建てられないため、東京や大阪に比べて新規物件の供給戸数が大幅に少ないそうです。加えて世界的に京都に物件を持ちたいというニーズが高く、富裕層がこぞって物件を探していることも併せて、不動産価格の高騰に影響しているそうです。


具体的な制限の話も聞きました。容積率と高さに関する制限が大きな影響を与えているそうです。容積率とは敷地の面積に対して建築できる建物の延べ床面積の割合のことで、ほりさんによると通常の大都市圏の容積率は1000%程度のところも多いところ、京都市の上限は700%。高さについても場所によっては15メートル(およそ5階建て相当)に制限されるそうです。他の都市では50階建てのタワーマンションが建設されていることと比べると、京都の物件の希少性が伝わりますよね。最後にどうしても京都に住みたい人は、京都の物件の希少性に見合う予算の確保は勿論、マンションの供給情報をいち早く入手する努力も怠らないことがオススメだそうですよ。

関西不動産情報センター・KRIC 藤谷 有紗 さん

2024.2.19放送

今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの藤谷 有紗(フジタニ アリサ)さん。業界歴7年で、神戸で120年以上にわたり地域密着で「住みたい街に住みたい家を」をテーマに事業展開する不動産会社の分譲マンション事業部に所属しています。藤谷さんの仕事はマンション用地の仕入れや販売の準備だそうです。印象的な仕事を聞いてみると、2021年に尼崎市で竣工した分譲マンションの仕事を教えてくれました。藤谷さんを含む女性のプロジェクトチームが設備や収納、間取りなどを働く女性目線で企画した、こだわりが詰まったマンションだそうですよ。


わが町パラダイスでは会社のある神戸市を紹介してもらいました。多様な顔が魅力的な神戸で、特にオススメなのは地下鉄海岸線「みなと元町駅」からすぐのところにある「CHINA MAPLE CAFÉ 明楓」という中国料理店だそうです。中国人夫婦が経営しているアットホームで隠れ家的なお店だそうです。日替わりメニューが豊富で本格的な中華食材を食べることができるそうですよ。

関西不動産情報センター・KRIC 溝上 功二 さん

2024.2.12放送

今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの溝上 功二(ミゾガミ コウジ)さん。業界歴32年で首都圏、近畿圏にて新築マンションや一戸建て、リノベーションマンションなどの販売や収益不動産の開発・仲介・賃貸管理などを行う総合不動産会社に所属しています。主に溝上さんは過去に会社が販売した新築分譲マンションの所有者にマンション販売の仲介委託を受けたり、物件そのものを買い取ってリノベーション後、再販売したりしています。他にも溝上さんの会社では新たにホテル事業にも参入していて、他社と同じ土俵で戦わないために、グループ利用専用の4人以上の部屋だけのホテルを開発。東京や京都、大阪に展開しているそうですよ。


わが町パラダイスでは溝上さんが生まれ育った町、大阪市福島区を紹介してもらいました。友人の実家や幼少期に通っていた学習塾などが新たにお洒落な飲食店などに変わって寂しさもあるそうですが、立ち寄るとホッとする素敵な町だそうです。オススメは「都そば」。出汁の良い匂いが塾に通う道中にあった当時を思い出させてくれるそうですよ。

関西不動産情報センター・KRIC 齊藤 勝義 さん

2024.2.5放送

今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの齊藤 勝義(サイトウ カツヨシ)さん。業界歴23年で2012年設立の総合不動産会社の代表取締役です。齊藤さんの会社は新築を手掛けるほか、古くても解体するのがもったいないビルをリノベーションして新たなテナントに入居してもらう事業をしています。リノベーションにあたっては、できるだけ元の躯体を残して部分的に新しいものを入れるという方法を大事にしているそうですよ。


わがまちパラダイスでは会社のある八尾市を紹介してもらいました。齊藤さん曰く「ちょうどいい、程よい町」、八尾のなかでオススメは近鉄八尾駅前から歩いて3分のところにある「ALON ALON GARDEN」というカフェ。2023年4月にオープンしたばかりのお店で、野菜を中心にしたメニューが沢山。ワンちゃん連れもOKで、店の一部にヘアサロンも併設されているそうですよ!

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