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2019年07月25日
「"パパは漫才師"芸人が漫画を描くわけ」

漫才師 シャンプーハットこいでさん

今回のゲストはお笑い芸人として芸歴25年、最近は、漫画家としても活躍されている シャンプーハットこいでさんです。元々、テレビ番組なんかで共演している上泉アナとこいでさん。スタジオで二人っきりでちょっと真面目な話をするのはなんだか気恥ずかしかったようです。


もともと、シャンプーハットのお2人は、吉本の養成所NSCには行ってないのですが、同期にはブラックマヨネーズ、チュートリアルの徳井さん、次長課長、野生爆弾、と売れっ子ばかりで、シャンプーハット自身も、20代からレギュラー番組がなくなったことがないという人気者。


そんな、こいでさんに、今回は、"漫画家"としてのお話を聞きました。元々絵が得意だったこいでさんはひょんなキッカケで"パパは漫才師"を書き始めます。それがあれよあれよとインターネットでの連載が決まり、今では漫画本としても2冊発行されています。


こいでさんが描く3人の子供と奥様との暮らしは、面白くて心に染み入る作風で重版される人気ぶり。


こいでさん自身「テレビでは面白い話はできるけど、ちょっと切ない話はしにくいから、そんなエピソードが描けた時は漫画描いてて良かったと思う」と語ります。また「事実をベースに描いているから、どうしても実物の人間が悪者になりそうになる。それはしたくないから、試行錯誤しながら、どうやればみんなが魅力的になるか・・・悩んでます」との事。


同期が芸人や後輩が次々と東京へ行く中、こいでさんも東京進出を本気で考えた時期はあったそうです。その時こいでさんが考えたのは、「東京に行くのは幸せになるため。でも大阪には嫁さんと子供がいる。幸せを大阪に置いて、東京で幸せを探すってなんか矛盾してるんちゃうか?と思った」と大阪に残る決心をしたこいでさん。


こいでさんが選んだ大阪と家族は、時を経て"パパは漫才師"という作品になったのではないでしょうか?