ベル食品工業株式会社 代表取締役
中井 威さん
https://www.bellsyokuhin.co.jp
3000のレシピ レトルトカレー作りのスペシャリスト

ベル食品工業株式会社 代表取締役
中井 威さん
https://www.bellsyokuhin.co.jp
3000のレシピ レトルトカレー作りのスペシャリスト
メロディアン株式会社 代表取締役社長
中西優紀雄さん
管理本部本部長 佐藤圭さん
https://www.melodian.co.jp
ポーションで革命 メロディアンミニを世に送り出す
今週のゲストはベル食品工業株式会社の代表取締役 中井 威さんです。
あるものの製造で日本一の会社さんです。
「私どもはレトルトカレーを作っております。PB商品、OEMという形で色んな会社のカレーを作らせて頂いております。スーパーなどではレトルトカレーのコーナーがありまして、色んな大手メーカーさんのレトルトカレーの横に、当社のご当地カレーという企画品コーナーがあります。製造会社記載の欄をご覧いただくと"ベル食品工業"とあります」。

たくさんの有名なレトルトカレーをお作りです。
「アパホテルの『アパ社長カレー』や『甲子園カレー』『炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー』、『国技館カレー』という商品もあります。カレーの種類としましては、年間850から900種類ぐらい作らせて頂いています。『富士山カレー』という商品は富士山をイメージした青いカレーです。映えるカレーとして人気です。『艦めし』という自衛隊の護衛艦や潜水艦の海上自衛隊カレーも。珍しいところですと『中野の都こんぶカレー』。お馴染みの赤いパッケージです」。
色んなジャンルのカレーがありますね。
「私どもの得意としては、どういう食材を持ってきて頂いてもカレーに仕上げる。私の知っている限りではお断りをしたことがなんじゃないか、と。そういう形でやらせていただいていますと、レシピが積み重なってきます。だいたい今3000種類ぐらいのレシピがあるとは聞いております」。
ここまで増えたカレー、レシピ。
最初はどのような形からスタートしたのでしょう?
「私が聞いているのはご当地カレーからですね。『三田屋総本家 黒毛和牛のビーフカレー』がスタートじゃないかなとは聞いております。このカレーを作らせていただいてから、各方面のお客さんのほうからご要望頂いて色んな種類を作らせていただきました。ご当地カレーは土地の名産のお肉を使ったカレーが多いですね」。
自社ブランドも展開されているそうですね。
「私が就任する前から『ベルカレー研究所』という形でスタートしています。色んなカレーを作らせていただく中で、やっぱり自分たちのカレーを作りたいという思いから、National Brand商品のほうを色々充実させてきているところなんです。最近の流れの中で、SDGsという取り組みがあります。SDGsといえば大手の会社が大掛かりにやられるようなことが多いんですけども、日本の会社の場合90%以上が中小企業ですから、中小企業は中小企業なりのSDGs商品を作っていいんじゃないかなと思いまして、やり始めたのが『bellchaledo(ベルチャレド)』です。2020年、新聞で軽井沢にある障害者施設の記事を見ました。それが『ラッタラッタル』という施設。そこでは障害者の人達が絵を描いたりクラフトを作ったりして、色々活動されているんですよね。訪問しますと作品ごとにテーマがあって、本当に素晴らしい絵を描いていらっしゃいました。なにか一緒に仕事したいなと思った時に、この絵をカレーのパッケージに使って広めていくのが一番良いのかなと思いまして。ただそこにあるデザインですと自分たちの物ではないので、やっぱりベル食品工業オリジナルのデザインが欲しいなと思いましたので、それならば私たちのカレーを食べて頂いて、それで感じた事を絵にしてくれませんかという事をお願いすると、快く引き受けて下さいました。しばらくして出来上がった絵が30枚。それが素晴らしい絵ばっかりで。一般的にはカレーの絵っていうとお皿の上にカレーがのせてあって、それを食べている団欒の絵を想像するんですけど、そういう絵は1枚もなかったんです。ただその描いてくれたメンバーにとっては、ひとつひとつがカレーであって、その色使いがスパイシーさを表現していたり、中に入っている色んな具材の感覚を表した作品でした。せっかくこういう形で30枚作り上げてくれたので、今度は私たちがそのデザインに合ったカレーを作っていこうという形で始めたのが、この『bellchaledo』のシリーズでした」。絵からのインスピレーションで生まれたカレーは『バターチキンカレー』『ほうれん草のチキンカレー』『フルーティーポークカレー』『フォンドボービーフカレー』『カシミールビーフカレー』。ベル食品工業株式会社のネット通販、一部のスーパーなどでも買うことができます。
他にもSDGsの取り組みが。
「物は作っているんですけど、社員の人ってなかなか実感しにくい。和歌山の田辺市に『ソマノベース』という会社がありまして、"戻り苗"という活動をされています。ドングリをセットで購入して、そのドングリを2年間育てるんですよね。2年になるとある程度育っていきますので、その苗を持って田辺の山へ植林に行きましょう、という活動なんです。自分達が育てた苗を持って植林すると、それが数十年後には大きな木になるわけですよね。そうするとSDGsを実感できるのではないかと思いまして、今年の初めから進めています」。

<プレゼント>
ベル食品工業株式会社さんからリスナーの皆様にプレゼント!
『 やさしいベルカレー6種類 詰め合わせ 』を5人の方にプレゼントします。
≪ 宛先 ≫
メール: akarui@mbs1179.com
FAX:06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 ベル食品工業 プレゼント 」係
当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。