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上野誠の万葉歌ごよみ
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上野誠の万葉歌ごよみ
毎週土曜日 朝 5:30〜5:45

上野誠(國學院大學 教授)
上田悦子(MBSアナウンサー)
★上田悦子アナウンサーブログ
utagoyomi@mbs1179.com
上野先生に聞いてみたい事、番組の感想など何でもお寄せください。
〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」

【2021年9月11日 放送分】
【2021年9月4日 放送分】
【2021年8月28日 放送分】
【2021年8月21日 放送分】
【2021年8月14日 放送分】
【2021年8月7日 放送分】
【2021年7月31日 放送分】
【2021年7月24日 放送分】
【2021年7月17日 放送分】
【2021年7月10日 放送分】
上野誠の万葉歌ごよみ-歌ごよみ
【2021年7月17日 放送分】
2021年7月17日
【巻】…10・2028

【歌】…君に会はず 久しき時ゆ織る服(はた)の白栲衣(しろたへころも) 垢づくまでに 

【訳】…あなたに会うことができず、長い間ずっとずっと織っている布の白たえ衣、それに垢がつくまで長い時間となりました

【解】…今回も、七夕伝説の彦星と織女星の恋模様を描いた歌です。古代では、自分で布を織りあげ、それを裁断して衣服を仕立てるのが普通でした。この歌では、愛しい人と会えない間ずっと機織りをしていて、織りあがった白い布で作った衣服を着ていたら、いつしか衣服に垢がついてしまったと詠んでいます。当時は、洗濯の頻度は少なかったとはいえ、垢がつくまでになるというのは、それほど、会えない時間が長かったと表現しているのです。1年の空白が長いかどうかは人ぞれぞれでしょうが、恋人たちにとっては一日千秋の思い。長い時間と表現することは、それだけ好きだと言っているのと同じなのです。