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上野誠の万葉歌ごよみ
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上野誠の万葉歌ごよみ
毎週土曜日 朝 5:30〜5:45

上野誠(國學院大學 教授)
上田悦子(MBSアナウンサー)
★上田悦子アナウンサープロフィール
utagoyomi@mbs1179.com
上野先生に聞いてみたい事、番組の感想など何でもお寄せください。
〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」

【2024年2月24日 放送分】
【2024年2月17日 放送分】
【2024年2月10日 放送分】
【2024年2月3日 放送分】
【2024年1月27日 放送分】
【2024年1月20日 放送分】
【2024年1月13日 放送分】
【2024年1月6日 放送分】
【2023年12月30日 放送分】
【2023年12月23日 放送分】
上野誠の万葉歌ごよみ-歌ごよみ
【2023年11月18日 放送分】
2023年11月18日
【巻】…9・1687

【歌】…白鳥(しらとり)の鷺坂山(さぎさかやま)の松蔭に 宿りて行かな 夜もふけ行くを

【訳】…鷺坂山の松蔭に今日は宿ってゆこう、夜もふけてきた

【解】…旅情は、郷愁であったり、人恋しさであったり、人生の迷いであったりと、憂いの気持ちにつながることが多いのではないでしょうか。今回は旅の憂いのひとつとも言える状況を歌っています。鷺坂は、現在の京都府城陽市にあり、交通の要衝の地でした。白鳥は、鷺坂にかかる枕詞で、作者が鷺坂山に入った時にはもう夜がふけてきていて、宿も見つからなかったのでしょう。古代の旅では、夜道を進むのは大変危険でしたので、作者は松の木陰で野宿をすることを決めます。こういう厳しい体験をすることがほとんどない現代人には、どういう心境だったのか想像しきれないところですが、憂いの気持ちが、じわりと伝わってくる歌です。