ゲスト:被災地NGO恊働センター代表 頼政良太さん
台風19号では、長野県を流れる千曲川の堤防が決壊し、広範囲が浸水しました。長野市では、最大4.3メートルの深さの浸水があったとみられます。被災地NGO恊働センター代表の頼政良太さんは、今月15日から、長野市やその周辺の町に、支援に入っています。堤防決壊による水の勢いで家が流されてしまったり、1階が天井まで浸水し家じゅうが泥に覆われていたりして、現地に入ると改めて被害の大きさに驚くといいます。
家財についた泥を取り除き、廃棄物を処分し、床をはがして掃除し、乾燥・消毒するという気の遠くなるような作業が必要になります。避難所でも、トイレの整備や段ボールベッドの導入など、環境改善が必要ですが、ボランティアは全く足りていません。
被災地NGO恊働センターでは、長野の周辺からボランティアを乗せて支援に向かう「おたがいさまバス」を走らせることを決め、そのための寄付を募集しています。被災者の生活再建のために、一人でも多くの人が支援に入らなければなりません。長野県の被災地の状況と必要な支援について、頼政さんに聞きます。
「おたがいさまバス」寄付の振り込み先
郵便振替
口座番号:01180-6-68556
加入者名:被災地NGO恊働センター
※備考欄に「2019年台風19号」とお書きください
被災地NGO恊働センター
http://ngo-kyodo.org/
千葉猛のひとこと
長野の被災地でいま一番必要なのは「人手」なんですね。洪水でドロドロの家の片づけが終わらないと生活の再建はできません。片付けの力仕事以外にも、ボランティアができることはたくさんあるということです。長野に観光メインで旅行に行き、そのうち1日、ボランティア参加するのもいいかもしれません。