ゲスト:神戸大メディア研代表 森岡聖陽さん 副代表 長谷川雅也さん

阪神・淡路大震災で学生39人教職員2人が亡くなった神戸大学で、今年1月17日に行われた献花式には、多くの現役生たちの姿がありました。これは、昨年の献花式では見られなかった光景です。背景には、震災を知ってもらおうと1年かけて奔走した学生の活動がありました。
神戸大メディア研代表の森岡聖陽さん(大学院修士1年)はメンバーらと共に、昨年、震災で亡くなった神大生の9家族に聞き取りを行いました。震災を経験していない世代の現役生らに多くの先輩が犠牲になったことを知ってもらうためです。亡くなった学生の大学生活、震災に遭った時の状況、その後の遺族の心の動きなどを丁寧に聞き取り、ほぼ全文をブログに書き起こして発信しています。震災で亡くなった戸梶道夫さんの母・栄子さんは「当時のことを話すのは辛い時もあるけど、若い人たちの記憶に残るのは嬉しい」と話します。
神戸大メディア研代表の森岡聖陽さんと、副代表の長谷川雅也さんをゲストに迎え、活動内容や震災と向き合った思いを聞きます。
神戸大メディア研ウェブログ 連載「慰霊碑の向こうに」
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/b81d5f93f24d4db312586b32da0838da
西村愛のひとこと
「"震災"と聞くと"東日本大震災"が浮かびます」と語るお2人。阪神·淡路大震災を経験していない、若き11人の学生さんが手がけたインタビュー。遺族の皆さんの気持ちや当時の様子が鮮明に伝わってきました。真摯な想いが多くの人の心を動かしたんですね。ぜひ、皆さんにも読んで頂きたいです!