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上野誠の万葉歌ごよみ
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上野誠の万葉歌ごよみ
毎週土曜日 朝 5:30〜5:45

上野誠(國學院大學 教授)
上田悦子(MBSアナウンサー)
★上田悦子アナウンサーブログ
utagoyomi@mbs1179.com
上野先生に聞いてみたい事、番組の感想など何でもお寄せください。
〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」

【2022年9月24日 放送分】
【2022年9月17日 放送分】
【2022年9月10日 放送分】
【2022年9月3日 放送分】
【2022年8月27日 放送分】
【2022年8月20日 放送分】
【2022年8月13日 放送分】
【2022年8月6日 放送分】
【2022年7月30日 放送分】
【2022年7月23日 放送分】
上野誠の万葉歌ごよみ-歌ごよみ
【2022年9月17日 放送分】
2022年9月17日
【巻】…3・248

【歌】…隼人(はやひと)の薩摩(さつま)の瀬戸(せと)を 雲居なす遠くもわれは今日見つるかも

【訳】…隼人の薩摩の瀬戸を、雲はるか遠くを見るように私は今日眺めることができたぞ

【解】…薩摩の瀬戸とは、現在の鹿児島県長島町と阿久根市の間にある海峡・黒之瀬戸のことで、日本三大急潮のひとつとされています。歌の作者の長田王は、大宰府に役人として赴任した後、仕事で九州をまわる行程の中で、薩摩の瀬戸を初めて訪れたようです。古代の旅は、交通が発達していなかったので、危険と隣り合わせのつらいものでしたが、そんな中でも、多くの人が「行ってみたい!」という名所がいくつかあり、薩摩の瀬戸もそのひとつでした。長田王は、船旅ではるばるこの場所に来て歌を作った訳ですが、「雲居なす遠くもわれは今日見つるかも」の部分に、あこがれの風景を初めて目にした感動がこめられています。